助産院 接遇研修(北海道)
開催日: 2016年7月11日
助産院に必要な接遇についての研修を行いました。
◆ 好きになるために相手のことを知って理解する
接客と接遇の違いを明確に教えていただき、とてもスッキリしました。「おもてなしの心は利益関係なし」だからこそ感動が生まれると気づき、それを自然に身につけられるようになっていきたいと思いました。「女性として、声をかけられてニコッとあいさつできるように、朝から寝るまで気をつけて」という蒲ケ原先生の声にはハッとしました。一番身近で大切な家族の前では完全に気が抜けていました。人としての在り方、基本を教えていただき、二の次にしていたこの基本を大切に、日々、生活をしていきます。また、蒲ケ原先生の「相手に好きになってもらいたい。なぜなら、私の言うことを聞いてもらいたいから。」という考え方は、今の自分にしっくりときました。そして、そのために「その相手を好きになろう」という姿勢は叩き込みたいと思いました。好きになるために相手のことを知って理解すること、相手の立場に立ってみることを実践します。
(オーナー 女性)
◆ スタッフに対する配慮を考える機会になりました
自分の仕事に対する意識と蒲ケ原先生のお話に合致する点がたくさんあり、若いスタッフの教育についての不安や悩みが確信につながりました。私の医院のお産の理念は、まさにホスピタリティの追及で、出産において感動という満足が得られるように助産師一同で取り組んでいます。細かな部分での改善点はありますが、マイナスをつくらない現代の産科事情には大切なポイントです。管理する立場として、自分がお手本になれるよう、スタッフにどう配慮できるかを、今一度、考える機会になりました。3時間があっという間で、もっとお話をききたかったです。
(オーナー 女性)
◆ 部下にはハードルを下げて教えます
「作り笑顔でもいいので、まずは笑顔。気持ちはあとからついてくる。」という点は、自分でも見直すべき部分でした。また、部下の保育士にも、高い資質をつけるように促すばかりではなく、まずは笑顔から、ハードルを低くしてやっていこうと思います。チームワークの良い職場にできるよう、認める目線を今以上にしっかり持って、言うべきことは言える自分になろうと思いました。
(オーナー 女性)
◆ 蒲ケ原先生の人柄も見習いたい
何となくわかっていることでも蒲ケ原先生の口を通して聞くと、考えが整理されました。開業して18年が経ち、スタッフが入れ替わり、いろいろな出来事がある中で、スタッフの不満や問題点を改善しようと試みましたが、結局、うやむやになり、スタッフの接客や接遇レベルも下がってしまった気がします。これからは、スタッフの仕事を観察する時間を増やし、個人面談も行い、スタッフの交流会を増やしたいと思います。そして、積極的にかかわるようにしながら、少しずつ、経営者の考えを理解してもらい、今いるスタッフを大事にして、働きやすい職場をつくりたいと思います。
(オーナー 女性)
◆ 接遇は人生の哲学
人と接するには、自分の内面の在り方が出てくるので、日々の生き方について、改めて考える必要があると感じました。自分に起こる出来事は、自分に気づかせるための学びのために起こるので、きっちり受け止めて対処することが大切だと思いました。接遇には、人生の哲学が入っているので、とても奥が深く、蒲ケ原先生のお話を、もっと聞いていたいと思いました。
(オーナー 女性)